セブ島留学コラム

Column

【注意!】セブ島の気候と留学時に気をつけること

セブ島は日本と違い、東南アジアの亜熱帯気候で一年中日本の初夏のような陽気が続く場所です。

留学の際には、このセブ島の独特の気候を理解した上で衣類などの持ち物の準備をしっかりとする必要があります。

特に初めて東南アジアに行くという方に、気温だけでなく降水量や雨の降り方なども含めてよく知っていただけるよう、細かい解説記事にしました。

 

セブ島の気温と雨の概要

まずは、気象庁のデータを参考に直近1年間の気温と雨の降り方についてみてみましょう。

セブ・マクタン空港地点の気温および降水のデータ

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グラフで見るとこんな感じです。

グラフで見るとわかるように、最高気温は1年を通して30℃から33℃の中で推移しており、1年中夏のような気温が続きます。

また、6月ごろから10月にかけてはいわゆる雨季に入り、降水量もぐっと上がってきます。特に9月、10月は1年で最も雨が多い時期となります。

 

セブ島の気温について

それでは、セブ島の気温についてもう少し詳しくみてみましょう。

セブ島の月別最高気温だけをまとめたグラフで見ていきたいと思います。

 

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これを見るとわかるように、最高気温ではどの季節も30℃を超え、正午から14時ごろまでは日本の夏に近い暑さとなります。

水分補給を怠らないようにするとともに、紫外線の対策もしっかりと行う必要があるでしょう。

 

次に、月別の最低気温を見てみましょう。

 

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最低気温で見てみると、25℃から27℃と夜も蒸し暑い気温が1年中続きます。

セブ島の語学学校の寮にはエアコンが付いているケースがほとんどですので、夜も快適に過ごせるよう冷房もうまく活用しましょう。

 

1年の気温の変化

先ほど見ていただいた気温の変化を年間で考えるとわかるように、1年中暑いセブ島でも少しではありますが涼しくなる時期があります。

1月、2月ごろは少し暑さが和らぎますが、それでも最も暑い時期と比べて3℃程度ですので、基本的には常に夏のように暑いと思っておきましょう。

 

セブ島の雨について

続いて、セブ島の雨の降り方や降る量について見ていきます。

こちらは先ほどの気象庁のデータから降水量についてのデータを取り出したグラフです。

 

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東京都の梅雨時期の降水量が月に150mm~200mm程度と考えると、セブ島はとてもよく雨が降るのではないかと思う方もいらっしゃるでしょう。

ただ、セブ島は日本と違い、1日中しとしと雨が続くような日はあまりありません。

降る時はまとめて数時間のうちにスコールのようにたくさん降り、そのあとはカラッと晴れるような、いかにも熱帯という雨の降り方です。

そのため、降水量に関しては多いものの、実際に雨で天気の悪い日というのは日本よりも少ないです。

また1月ごろからは乾季を迎え、雨の量はぐっと少なくなって晴れの日が続きます。

もしマリンスポーツなどを思いっきり楽しみたいようであれば、雨が少なく気候が安定する1月から4月くらいまでがベストシーズンです。

 

セブ島の気候で気をつけること

セブ島の気温と雨など、気候についてここまで解説してきましたが、最後に留学生が気候に関して気をつけるべき点をいくつか紹介しておきたいと思います。

 

停電が起こりやすい

セブ島で雨が降る時は、強い雨となる場合も多いです。加えて電気関係のインフラが日本に比べて脆弱で、雨により停電が起こりやすくなっています。

場合によっては電気の復旧に数時間かかったり、広いエリアでの大規模な停電が起こることもあるので注意しましょう。

Wi-Fiなども急に止まってしまうことがあるので、こうした事態に備えてSIMカードとロードの準備は必須です。

 

冠水する場所がある

セブの雨関連でもうひとつ注意しておきたいのが、道路の冠水です。

地形的にくぼみとなっているようなエリアが意外に多く、セブシティの都会エリアでも、雨が大量に降った時はタクシーなどが通れないほど冠水してしまう地域があります。

セブ島での交通手段は主にタクシーとなるかと思いますが、冠水も復旧に時間がかかる場合があるので、遠出するときには天気予報に注意しておきましょう。

 

台風には要注意

セブ島で怖いのが、台風の被害です。

日本ほど頻繁に台風が直撃するようなことはありませんが、建物の建設方法や素材の違いなどにより、日本では普通の台風でも建物が倒壊したり通行止めが発生したり、セブ島では大きな被害となるケースがあります。

2021年の12月の台風22号(オデット)がセブ島を直撃した際には、語学学校の建物も大きな被害を受けるなど、セブ島全体でも深刻な影響が出ました。

看板や建物の破片が飛来する場合もあり大変危険なので、台風が近づいている時は極力外出は控えてください。

 

紫外線・熱中症対策は万全に

ここまで雨の解説ばかりでしたが、セブ島は晴れの日には強い日差しが降り注ぎ気温も上がるため、紫外線や熱中症の対策はもちろん必須です。

日焼け止めは強いものを選び、帽子はタオルの準備もしっかりしておきましょう。

また、屋内にいるときも含めて水分補給をこまめに行うことも忘れずに。

セブ島留学の際の持ち物については、以下の記事も参考にしてみてください。

【2024最新】完全版!必ず知っておきたいセブ島留学の持ち物リスト

 

雨の日は交通渋滞に注意

災害級の大雨とならなくても、雨が降る日には大規模な交通渋滞が発生します。

普段は徒歩やジプニーで移動する人が、タクシーなどを利用するケースが増えるからです。

特に夕方、雨が降る中で繁華街やショッピングモールから移動するときは、全くタクシーが捕まらず渋滞もひどくて身動きが取れない状況になることも。

雨の日には渋滞に備えて時間に余裕を持って移動するようにしましょう。

 

まとめ

今回はセブ島の気候と注意点について解説しました。

気温が高く強い雨が降る気候に加え、セブ島独特の環境により生活に影響が出る場合も多々ありますので、天気予報の確認や早めの移動を常に心がけるようにしてください。

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