セブ島への留学が海外初だという方で、「どれくらい英語を話せるようにしておけばいい?」と悩む方はたくさんいます。
そこで今回は、セブ島への留学のために事前につけておくべき英語力について徹底的に解説していきます!
英語力ゼロでもセブ島留学可能?
まず、英語力がなくてもセブ島への留学は可能です。
セブ島の語学学校のほとんどは、日本人スタッフが現地に常駐しており、トラブルがあれば対応してくれます。
そのため、もともと英語力がない方でも安心して留学できるのが他の国との大きな違いなんです。
もう少し細かく見ていきましょう。
セブ島は中学生でも留学可能!
セブ島は、15歳以上であれば単身の留学が簡単にできます。ただし14歳以下の単身セブ留学は、WEGという人身売買などを防止するための特別な申請が必要となったりするため、受け入れ可能な学校も極めて少なくお勧めはできません。
15歳で留学する方はもちろん英語がまだ全然できないという方も多いです。
ですが実際に留学を成功させた方がたくさんいらっしゃるように、英語力がなくても、未成年であっても留学可能なのがセブ島の大きな魅力です。
生活は?英語ができなくてもOK?
英語力がなくても生活は十分可能です。
英語力に不安がある方は、セブ島の中でも日本資本の学校を選ぶのがポイント。
日本人スタッフが多く、生活のサポートも充実していて安心です。
このような日本資本の学校は日本人対応に慣れており、日本人特有の悩みにもすぐ解決策を見つけてくれます。
日本人なら気になってしまう衛生の問題、日本人がかかりやすい病気や怪我のこと、また日本人にための英語の勉強法など、いろいろなことを相談できる環境があるのは心強いでしょう。
セブ島留学に英語力が必要ない理由
ここからは、セブ島留学が「必要な英語力がない」理由をまとめてお伝えします。
特に、欧米の語学学校への留学と比較してみたのでぜひ参考にしてみてください。
①学校内と周辺で生活が完結する
セブ島の語学学校は、学校と寮が一体型の語学学校がほとんど。
対して欧米の語学学校は、ホームステイやアパートメントなどの寮に入ることが多く、これらの宿泊施設の運営者は学校ではなく、学校が提携しているものです。
生活をする寮が学校の施設内にあり、学内にカフェや売店、プールやジムがある学校もあって、そもそも学校の外で生活をする必要がないんです。
そのため、欧米に比べて留学のハードルが格段に低く、英語力がなくても生活ができてしまうのが大きな特徴です。
②学校のサポートが手厚い
セブ島の語学学校は、先ほども紹介したように日本人スタッフが常駐。欧米の学校は日本人の職員がいないことも多く、問題が起きても英語を使って助けを求めたり説明をしなければいけないのが不安な点です。
セブ島ならトラブルが起きても日本語で対応してくれたり、病院に同行して通訳をしてくれたりと、サポートの手厚さは欧米とはレベルが違います。
これが、セブ島が英語力がなくても留学できると言われる大きな理由ですね。
③相手もネイティブではない
フィリピン人は英語のネイティブスピーカーではありません。そのため、英語を早口でまくしたてたり、難しい単語を使って話をしなければいけないこともありません。
相手も英語を勉強して話せるようになった人たちだからこそ、日本人留学生のつたない英語に対しても寛容で、お互い聞き取りやすく伝わりやすい英語を使って話します。
そのため、ネイティブスピーカーが相手になる欧米よりもストレスなく気楽に英語を使える点も、高い英語力が求められない大きな理由です。
④マンツーマンレッスンだからマイペースに
セブ島の語学学校のレッスンは半分以上がマンツーマンレッスンです。欧米は10人前後のグループレッスンで、発言する機会が限られ学習ペースも合わせづらいです。
マンツーマンなら先生はあなたのためだけにレッスンをするので、分からなければストップして丁寧に説明し直してくれたり、調べる時間を与えてくれたりします。
英語力が低い人でも、しっかりと自分のペースでレッスンが進められるので、留学するために高い英語力を付けておく必要がないのです。
セブ島で英語力がないとどうなるのか?
ここまでは、「YES」 or「NO」で英語力がなくてもセブ島留学は可能か?という問いに答えました。
答えはYESで、留学自体は十分可能です。
では、英語力がなかった場合どんなことが起こるのか?というところを詳しく解説していきます。
それはなぜか?
留学できるかできないかで言えばできる。ただ、英語ができないと苦労することはあるというのを知ってほしいからです。
ここまで知った上で留学の判断をすると良いでしょう。
英語力のレッスンへの影響
まず、英語力がない場合のレッスンへの影響について考えます。
以下に、留学する時点での英語力別のレッスンの状況を表にしました。
これはあくまで目安ですが、これくらいの英語力だと、セブ島に行ってからこんな感じでレッスンをすることになるというイメージはしやすいと思います。
理想としては、日常会話はギリギリできるくらいの英語力があると、マンツーマンレッスンでも会話が成立してスピーキング力が最初から伸びやすいです。
逆にそれ以下だと、基礎の単語や文法を自習でやってから授業に臨むスタイルでないと序盤に伸び悩みを感じてしまうかもしれません。
英語力の生活への影響
続いて、レッスンよりも不安になってしまう方がいるであろう、生活への影響です。こちらも表にしました。
見てわかるように、あいさつと多少の会話が聞き取れるくらいの英語力がないと、日用品の購入にお友だちのサポートが必要になってしまい大変かもしれません。
また、現地でのアクティビティで注意事項を聞き逃したり、大切なことを理解できない可能性があります。
こちらもやはり、日常会話はなんとか理解して返事ができるくらいのレベルがあると安心です。
セブ島に留学する前に何をすべき?
それでは、実際にセブ島に留学するまでにやっておくべき英語学習について解説しておきましょう。
先ほどの2つの表を見てわかるとおり、まずは日常会話を理解するレベルに到達するための準備が必要です。
①基礎の単語と文法を学ぶ
語学留学のために最も大切なのは、単語と文法の基礎を学んでおくこと。
これらは外国人から現地で教わるよりも、自分で勉強した方が吸収が早いです。
なぜなら、あなたがひたすら覚えるしかないから。
いくら良い先生でも、生徒が「理解して記憶する」ための勉強をしないと基礎の単語や文法を身につけるのは時間がかかってしまいます。
日本語の参考書や単語帳でかまいません。文法の本1冊と単語帳1冊を買って、まずはこの1冊ずつをやり込みましょう。
参考書をいくつか買う方もいますが、絶対にまずは1冊をマスターした方が結果的に効率が良いです。
②英語で会話する経験をする
留学前にたくさんのお金を払う必要はありません。そこまでしなくて良いので、オンライン英会話ツールの無料お試しレッスンなどを利用して、実際に英語を話す経験をしておきましょう。
これだけでも現地に着いてから「リアルに英語で聞いて話す」ことに抵抗がなくなります。
最初は「分かりました」とか「もう一度言ってくれますか?」と伝えるだけでも緊張してしまうかもしれませんが、こうした経験を現地につく前にしておくことで、現地で落ち着いて対処できるようになります。
③「ベンチマーク」を1人見つける
ベンチマークとはビジネス用語で「自社が目指す競合他社」といった意味合いで用いられます。
簡単に言えば目標や参考、基準にする相手です。
ベンチマークとした会社の良いところや真似すべきところを丁寧に洗い出し、自分に足りないものを補う努力をするために設けられるものです。
留学=英語学習においても、ベンチマークにする人を1人見つけることがとても大切です。
例えば洋画を見ていて、気に入った役者の英語があったり、好きなYoutuberや友人が英語を使いこなす姿を一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?
こうした英語における理想をしっかり決めておくことで、そうなるためにいつどれだけ努力すればいいかが決まりやすく、またモチベーションも保ちやすくなります。
留学先で英語が伸び悩む人のほとんどは、「目標」があいまいであることが問題になりやすいので、自分が目標にしたいカッコイイ英語を話す人を探してみましょう!
まとめ
今回は、セブ島留学をするために必要な英語力について考えました。
結論としては英語力がなくても留学は可能。ただし日常会話ができるくらいの英語力があるのがベターです。
しっかりと事前に準備をして、一円も無駄にしないセブ島留学をしましょう!