本記事では、フィリピンのセブ島についてセブ島に渡航するなら必ず押さえておきたい食事や物価、治安などの基本情報をまとめてお伝えします。ご紹介する項目ごとにさらに詳しく解説しているページもご用意しているので、気になる項目があればぜひそちらもご覧ください。
この記事はこんな人におすすめ
・渡航前にセブ島について知っておきたい
・セブ島への留学を検討中
セブ島(フィリピン)ってどんなところ?
セブ島は韓国、アメリカ、日本など世界中から観光客が集まる東南アジア有数のビーチリゾート。首都マニラに次ぐ第2の都市としてフィリピン経済の中心にもなっています。
そんなセブ島は「マクタン島」というリゾートエリアと「セブシティ」というシティエリアに分かれており、それぞれで異なる魅力を味わえます。また、英語を話せる人の割合が高く、クオリティの高い語学学校が多数あるため、集中的に英語を学びたい韓国人や日本人に人気の英語の語学留学先としても有名です。
セブの基本情報
セブの位置
セブ島はフィリピンの中部に位置する島です。地理的には、首都マニラの南東約570kmに位置しセブ海に面しています。首都マニラからの所要時間は直行便で約1時間20分程です。
セブの気候
セブ島は熱帯モンスーン気候に属し、一年を通じて温暖で湿気がある気候です。季節は主に乾季(11月から4月)と雨季(5月から10月)の二つに分かれています。
乾季は比較的湿度が低く日中の気温は30度前後になります。雨季は文字通り雨の降りやすい季節です。特に6月から9月にかけて多くの雨が降ります。渡航する際には日本とは異なるセブ島の気候をしっかり理解した上で持ち物を準備していきましょう。下のページで詳しく解説しているので、渡航する予定がある方はぜひご覧ください。
セブの公用語
フィリピンの公用語はフィリピノ語と英語ですが、7,000以上の島からなるフィリピンには180以上の異なる言語があるとされており、セブ島では主にビサヤ語と英語が使われています。
日常的に英語が使われているフィリピンはアジア全体で見ても非常に英語力が高い国で、EF(Education First)が毎年公開している英語能力指数ランキングでは、アジア圏においてシンガポールに次ぐ第2位にランクインしています。英語の語学留学先というとアメリカやカナダ、イギリスなどを想像する方も多いかと思いますが、フィリピンは費用を抑えて英語を学べる語学留学先として多くの日本人に利用されているのです。そんなフィリピンの中でもセブ島は日本人からの人気が高く、2000年頃からセブ島にも多くの語学学校が設立され、人気の留学先の仲間入りを果たしました。
セブ島の語学学校でのレッスンや英語学習について下記ページにまとめていますので、語学留学先としてのセブ島に興味のある方はご覧ください。
日本からセブへのアクセス
2024年現在、成田空港、関西国際空港、中部国際空港から直行便が出ており非常にアクセスしやすくなっています。成田空港からの所要時間は、5時間半程です。セブ島への直行便を運航している航空会社は、フィリピン航空やセブパシフィック航空、エアアジア、ユナイテッド航空(2024年10月27日より運航予定)などがあります。
セブで楽しめるアクティビティ・セブの観光スポット
セブ島は「マクタン島」というリゾートエリアと「セブシティ」というシティエリアに分かれており、それぞれ異なる魅力を味わえます。
マクタン島から出発するアイランドホッピングツアーでは、オランゴ島やヒルトゥンガン島などの美しい白砂のビーチを巡り、シュノーケリングやダイビングを楽しむことができます。セブシティにはサントニーニョ教会やサンペドロ要塞などの歴史的な建造物や、インスタ映えスポットのシラオガーデンなど、セブ島に行ったら一度は訪れたい観光スポットがたくさんあります。
セブの物価
2024年時点の物価指数で比べるとフィリピンの物価指数は日本の物価指数のおおよそ3分の1程度になっているようです。食費や光熱費、交通費などほとんどすべての項目で日本よりも物価が安い状況になっていますが、どの程度安くなるのかはものによって大きく異なります。
例えば、セブでは日常生活に必要な食料や水、生活用品は日本と比べるとかなり安く手に入りますが、世界的なチェーン店での外食の値段は日本とほとんど変わらない場合もあります。特にマクドナルドやスターバックス、日本食レストランの値段はほとんど日本と変わりなく、現地の方からするとかなり高い価格設定になっています。一方で、地元の人々が日常的に利用するようなローカル食堂や、路面店などでは非常に安く外食を楽しめます。
セブの治安
セブへ渡航をお考えの方にとってはセブの治安も気になるポイントでしょう。セブは首都のマニラ等と比べてフィリピンの中では比較的安全だと言われていますが、皆さんのイメージしている通り日本の治安とは異なります。セブシティ(シティエリア)とマクタン島(リゾートエリア・リゾートエリア外)ではその様相も異なります。
シティエリア(セブシティ)は現地の方も多く最も活気のあるエリアです。人が多い観光地やショッピングモール、クラブなどではスリや置き引きに十分に注意しましょう。マクタン島のリゾートエリアには多くのホテルやリゾート施設がありますが、ほとんどの施設にセキュリティゲートがあったり、ガードマンが配備されているため施設内は非常に安全で安心して過ごすことができます。一方でリゾートエリア外の現地の方が生活しているエリアでは、観光客をターゲットにした勧誘やぼったくり、スリ等の被害に合うリスクがリゾートエリア内に比べて高くなりますので滞在しているリゾート施設の外に出かける際は注意が必要です。
下の記事では、セブ島で実際に起きた事件も紹介しながら、セブ島で被害にあわないためのポイントも紹介していますので、渡航をお考えの方は是非参考にしてみてください。
セブの衛生環境
日本は世界でも有数の衛生環境の優れた国です。日本の常識をそのまま課外に持ち込むとそのギャップに驚いてしまうこともしばしばあります。事前に知っておくことで持ち物の工夫ができたり、避けられるトラブルもありますので、渡航をお考えの方は下の記事を是非参考にしてみてください。
セブの交通手段
渡航したら必ず必要になる交通手段ですが、セブにどんな交通手段があるかご存じでしょうか?
実はセブには日本ではメジャーな交通手段の一つである電車や地下鉄が全くありません。私たち日本人にとってなじみのある電車がないとなると一見とても不便そうに思われますが、セブには電車以外の交通手段がたくさんあります。定番のタクシーやバスだけでなく、ローカルの人々が日常的に利用するジプニー(Jeepney)やハバルハバル(バイタク、バイクタクシー)、島国ならではのフェリー等、選択肢は様々です。目的地や時間に合わせて適した交通手段を選びましょう。
セブのインターネット環境
近年フィリピン(セブ)では通信インフラの整備が進み、主要なエリアでは快適にインターネットを使えるようになっています。速度の面では日本と比べると劣りますが、SNSやスマホゲーム、動画の視聴程度であれば基本的には問題なく利用可能です。
渡航する際は短期間の滞在であってもポケットWi-Fiやプリペイド式のSIMカードを使うことをおすすめしますが、空港やホテル、ショッピングモール等ではフリーWi-Fiの利用も可能です。
英語留学先としてのセブ
セブ島留学の特徴
セブはアジア有数のビーチリゾートとしてだけでなく、アジアで最も多くの日本人に利用されてきた英語の語学留学先としても有名です。そんなセブ島留学の特徴を簡単にご紹介します。
セブ島留学の特徴を一言で表すと、「コストパフォーマンスの高い語学留学」になります。セブ島への留学は欧米諸国への語学留学に比べると約半分ほどの費用で実現可能なだけでなく、1日当たりのレッスン量も欧米の語学学校と比べると約2倍程多いため、1レッスン当たりの費用で比べると4倍前後も差があることになります。加えてセブ島の語学学校ではマンツーマンレッスンを軸にカリキュラムが組まれているため英語を話す機会が非常に多く、日本人の苦手なスピーキング力を効率的に向上させることができます。
2ヵ国留学の語学力向上パートを担う留学先
近年セブ島への語学留学は、欧米へのワーキングホリデーや大学・大学院留学に向けた英語力の準備という位置づけで利用する方が増えています。英語で専門的な授業を受けたり海外で働くためには英語力が必要不可欠なので、2ヵ国目への渡航前に効率よく英語力を高めたいという方にはコストパフォーマンス抜群のセブ島留学はもってこいなのです。
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