セブ島はコロナ禍前から大学生に大人気の留学先ですが、学生ならではのお悩みポイントがあったり、事前に知っておくと現地到着後により留学が充実するポイントがあったりします。
少ない予算で留学を実現し、英語力を飛躍的にアップさせられるのがセブ島留学の魅力ですので、それをさらに素晴らしい体験にするためのポイントを、しっかり押さえておきましょう!
大学生のセブ島留学の検討のポイント
早速、大学生がセブ島留学を検討する上で知っておきたいポイントを見ていきましょう。
留学の目的を改めて明確にする
まず大前提ですが、自分のセブ島留学の目的をしっかりと定めることが大切です。その際に、できるだけ具体的な目標を設定できれば、後で学校やコースを選ぶ際に後悔しない選択ができるようになるはずです。
・英語で日常会話がスムーズにできるようになりたい
・ワーホリで働けるレベルの英語力を付けたい
・就活で役立つTOEICの高得点を取りたい
・アメリカやヨーロッパの留学で通用するスピーキング力を付けたい
この辺りがセブ島に留学する大学生の主な目的になります。そのほかにも、やってみたいことやなりたい像は人それぞれあると思いますので、とにかく明確なビジョンを持って留学検討ができるよう、目標設定をしっかりと行いましょう。
目的が定まっていない状態で留学エージェントに相談すると、エージェントによっては自分に全然合わない学校を紹介されてしまい、結果的に満足度の低い留学をすることに繋がってしまいます。
聞かれたらはっきりと答えられるくらいに、自分の頭の中でセブ島留学の目標の整理をしておきましょう。
目的に合った学校とコースを徹底的に調べる
目的がしっかりと決まったら、それに合う学校やコースがないか調べていきましょう。
留学エージェントにすぐ相談するのも時間短縮には効果的ですが、提案された学校やコース、プランについて自分で調べ直すことを徹底してください。
現地到着後に転校やコース変更を考える生徒さんは意外に多く、その原因のほとんどはエージェントに勧められた留学プランのまま申し込んでしまったことです。
どんなコースや滞在先がいいか分からない方は、以下の記事を参考にしてみてくださいね。
見積書の内容をしっかり確認する
見積書とは、お金の支払いを依頼する請求書と違い、このプランだとこの金額になりますよ!という具体的な費用を申し込み前にお知らせする書類になります。ですので、見積書をもらったからと言ってその金額で今支払いをする必要はなく、申し込みをした場合にこの金額を払う予定である、ということを知っておいてください。
大学生活を送る中で聞き馴染んだ言葉ではないという方は、これを機に覚えておきましょう。
カウンセリングを受けた際に提示された値段ではなく、この見積書の値段が申し込みした時に支払う予定の金額になるので、見積書の金額は隅々まで確認してください。
・入学金
・学費
・宿泊費
この3つ以外の費用で、すぐに留学エージェントに支払いが必要なお金が書かれているときは、具体的に何の費用なのかを聞いてみた方が良いです。
ちなみに就学許可証、電気代、テキスト代、デポジット、管理費などの現地支払い費用については、現地到着後に学校に直接払う費用になりますので、こちらは金額を確認して現地に持っていく準備をしておきましょう。
キャンセル規定を必ず確認する
行き先が決まったら、留学の申し込みをする前に必ずキャンセル規定について確認をしましょう。
キャンセル規定は基本的に学校が決めているものがあり、これは回避することができないはずです。
・いつからいくらのキャンセル料が発生するのか?
・キャンセルではなく変更の場合はどうなるのか?
この2点は申し込み前に必ず確認をしてください。
学校のキャンセル規定に加え、留学エージェントが独自に設定しているキャンセル規定がある場合はさらに注意です。
例えば、
・留学の申し込みには申込金が必要で、キャンセルしても申込金は返金されない
・留学エージェントのキャンセル規定が厳しく、ほとんど返金がない
・規定を聞いてもはっきりと答えてくれない
このようなケースの場合は特に注意が必要です。申し込み前であれば、学校規定のキャンセル料以外の費用が発生しないルナリアに、一度ご相談いただければと思います。
サービス手数料無料エージェントを選ぶ
セブ島留学のエージェントは、基本的に学校から生徒さんの紹介手数料を受け取ることで、事業を行っています。
そのため、サービス手数料を生徒さんから受け取らなくても利益が出るケースが多いです。
ですので、サービス手数料が無料でも質の高いサービスを提供している留学エージェントが多く、手数料がかかるエージェントを選ぶメリットはほとんどありません。
もしもサービス手数料がかかる留学エージェントを選ぶ場合は、他のエージェントと比べて何が優れているのか、どんな特別なサービスが受けられるのかをきちんと確認してみてください。
大学生におすすめの時期を知ろう
大学生のセブ島留学のピークシーズンは、大学の春休みにあたる3月ごろと、夏休みにあたる8月ごろとなります。
同世代の仲間と出会って楽しく留学生活を送りたいと思っている方は、このピークシーズンに合わせて計画を立てると良いでしょう。
逆に、同世代の大学生がいない環境で学習したい、いろんな世代の人と繋がりを持ってみたいという方は、上記のピークシーズンの渡航はあまりお勧めできません。
学校によっては、ピークシーズンは7割近くが大学生というケースもありますので、渡航する時期は慎重に決めていきましょう。
大学生がセブ島留学検討で注意すべきポイント
ここまで大学生のセブ島留学検討のポイントを見てきましたが、次に注意しなければいけないことを確認していきます。
複数人部屋はデメリットも把握しよう
大学生の方の中には、費用をできるだけ抑えるために、3人部屋や4人部屋を選ぶ方も多いと思います。
しかしながら共同生活が必須になる複数人部屋は、デメリットもあるので十分注意が必要です。
・ルームメイトと起床・就寝時間を合わせる必要がある
・体調不良の人がいると病気を感染させられやすい
・一人になる時間が減り、ストレスになる
・電気の使い方でトラブルが起こる
・生活スタイルやマナーの違いでケンカになる
実際に、セブ島の語学学校では日本人同士でも、表のようなルームメイト同士のトラブルが頻繁に発生します。
よくあるのは生活スタイルが合わないことや、使った電気代の折半が必要な状況でどれだけエアコンや扇風機を使うか、などのお金の問題です。
こうしたトラブルは仲が良い方同士でも容易に発生する傾向がありますので、特にプライベートを守って生活したい方や生活スタイルにこだわりがある方は1人部屋をおすすめします。
現地費用まで確認して予算を考えよう
セブ島留学にかかる費用で、見落としがちなのが現地支払い費用です。
大学生の生徒さんの中には、予算ギリギリで留学を申し込んだものの、ビザ代などの現地費用の支払いが必要なことを知らず、結果的に大幅に予算を超えてしまったという方がたまにいらっしゃいます。
・就学許可証(SSP)
・電気代
・管理費
・テキスト代
・デポジット(卒業時に返金)
・ビザ更新代
・ACR-I Card代(外国人登録)
これらが、セブ島の多くの語学学校で現地で支払いが必要になる費用の例です。
学校によって費用が大きく変わるので一概には言えませんが、1ヶ月の留学でも数万円の費用になります。そして現地支払い費用はほぼ100%誰でもかかる費用です。
留学エージェントから現地支払い費用についての案内がされていない場合は、すぐに確認をしましょう。
海外送金手数料に注意しよう
留学エージェントの中には、学費などの費用のほかに海外送金手数料を取るエージェントがいます。
大学生の方はビジネス用語にそこまで詳しくなく、何となく支払いをしてしまうというケースが多いですが、実は海外送金手数料を取らないエージェントもたくさん存在します。
海外送金手数料が無料になる理由としては、
①円建ての料金なのでそもそも海外送金をしない学校
②海外送金手数料はエージェントが負担している場合
などが挙げられます。
②は企業努力なので会社によりけりですが、不親切なエージェントの場合、①のように本当は業務上は海外への送金を行わないのに海外送金手数料が費用に入れられていることがあります。
ある大手エージェントから申し込みをした大学生が、直接学校に申し込みすればかかるはずのない海外送金手数料を請求されていて払ってしまっていた、という話を相談されたことがあります。
私たちセブ島留学のルナリアを含め、海外送金の手数料は負担しなくて良いエージェントをぜひ探してみてください。
本当にセブに詳しい留学エージェント?
コロナ禍後に頻繁に聞くクレームとして、留学エージェントの担当者がセブに全然詳しくなかったという言葉があります。
コロナ禍で留学エージェントのスタッフがたくさん離職し、人手不足のエージェントも多く発生したこともあって、コロナ禍後は留学業界に全く詳しくない、セブに行ったこともないという人が担当になってしまう場合も多くなってきています。
セブに詳しいかどうか確認したい場合は、「おすすめのフィリピン料理は何ですか?」と聞いてみると良いでしょう。
フィリピン料理は日本で口にする機会が少なく、フィリピンに渡航したことがないとなかなか答えられないはずです。
中には、みなさんと同じ大学生で留学未経験の方がアルバイトでカウンセラーをしている…なんて噂を聞く留学エージェントもありますので、ぜひ注意してくださいね。
大学生におすすめの語学学校
最後に、大学生の方におすすめの語学学校をいくつか紹介します。
3D ACADEMY
3D ACADEMYが大学生におすすめの理由は、なんと言ってもコスパの高さ。
12週間以上の留学の場合、1週あたりの学費+滞在費が32,000円〜と脅威の安さですが、質も高い。
レッスン以外でも、放課後はヨガやダンスなどのアクティビティが豊富に開かれたり、月に1度のボランティア活動「アウトリーチ・プログラム」などが行われたりするので、学校を長期間休めない大学生でも短期間でたくさんの経験ができるのが非常に大きなメリットです。
Genius English Academy
Genius English Academyは、セブ島のリゾートエリア、マクタン島にある語学学校。
こちらもマクタン島の中では費用が少なく、コスパの良い語学学校で大学生から社会人まで幅広く人気です。
ジーニアスは3D ACADEMYなどと比べると比較的静かなタイプの学校で、落ち着いた雰囲気があります。
生徒数もそこまで多くなく、かつロシアやサウジアラビアなどのセブ島では珍しい国籍の生徒さんが多いのも特徴です。
EV Academy
セブ島留学中は多少お金がかかっても、しっかりした環境で勉強に打ち込みたい!という大学生におすすめなのはEV Academyです。
超人気校のため半年以上前から申し込みが必要になりますが、人気になるのも分かるほどの広大で整備されたキャンパス、きちんと体系化さたスパルタカリキュラムなど、魅力は尽きません。
まとめ
ここまで、大学生がセブ島留学を検討する上でおさえておきたいポイントについて解説してきました。
大学生のみなさんにとっては、セブ島が初めての海外という方もいらっしゃるかと思います。
人生で初めての経験を悔いのないものにするために、きちんとポイントをおさえてじっくり検討した上で、納得のいく留学プランを見つけられるようにしましょう!